過去の案内文
プレ開催:じぶんの文章を書くためのゼミ
▶日にち:3月29日(日)
▶時 間:13:00~16:00
▶時 間:スタジオCAVE(大阪市西区)
▶内 容:10年以上、編集の仕事をしてきた大谷さんが、
どうやって読み、どうやって書いているのか、
話してもらうのを道しるべにしながら、
集まった人と「書く」「読む」「残す」ことを
探求していきます。
大谷さんが過去に手がけた文章を事例にして、
進めていく予定です。
事例は、キャラペイス(http://goo.gl/dJJI0e)のHPなど、
などが候補に挙がってますが、当日のお楽しみ。
▶主 催:大谷 隆、小林 健司
▶参加費:3500円
■■■■■小林健司よりご案内■■■■■
=====
「じぶんの文章」を書くのは難しい。
じぶんの中にあるものや、見えている風景を
丁寧になぞって言葉にしていく。
たったこれだけのことなのに、
何時間も、何日も、一つの文章が書けないときもある。
「じぶんの文章」を書けるとうれしい。
ほんとうに手ごたえがあった文章は、
ときには十数回も読み返すことがある。
そんな文章は、人から反応をもらうこともあるけれど、
書けた時点でホクホクしてたまらなかったりする。
「じぶんの文章」を見られるのは怖い。
正直に、誠実に、じぶんの言葉を書いた文章は、
どんな風に読まれても、言い訳ができない。
だからこそ、読んだ結果が気持ちよくても悪くても、
ぼくと読み手の間には、何かが交流する。
=====
最近のぼくにとって、文章を書くことは
「じぶんの仕事」をするために重要な行為だ。
企画をするときの案内文を書くとき。
メールニュースの冒頭文を書くとき。
ブログを書くとき。
「なにもこんなに時間と手間をかけんでも・・」
とじぶんでも思うくらい大切にしている。
たぶん、目的や意味だけが伝わればいいのなら、
こんな風に、大切に、丁寧には書いていない。
目的や意味を達成するために書くなら、
より最短距離で達成できるように努力はできても、
書くこと自体を大切にすることは難しい。
最近まで、
そんな気持ちも少しは残っていたけれど、
密度の濃い「じぶんの文章」を書き出して、
周りの世界との関係が変わるのを体感してから
「書く」「読む」「残す」ということへの
じぶんの認識が入れ替わってしまった。
一緒にやる大谷さんは、
ぼくに「書く」「読む」「残す」ことの魅力や、
やったときの手ごたえ・感触を教えてくれた人。
と言っても、大谷さんがしてくれたのは、
ぼくの文章を読み、面白がってくれただけ。
でも、間違いなく、
ぼくは大谷さんを通して、
書くことの楽しさや面白さを知った。
大谷さんはこんなことをぼくに言ったことがある。
「けんちゃんの文章は面白い、
どこかに掲載する気にならないのなら、
ぼくにメールで送ってくれればいい。
だからとにかく書き続けて欲しい。」
ぼくより10歳も年上で、
編集の仕事を10年以上もしていて、
ぼくが読んだこともない専門書や小説や文献を読み、
たくさんの知識や考えを持っているはずなのに、
それらをすべて横に置き、ただの「大谷さん」として、
ぼくの書いた文章を見てくれている。
ぼくは、大谷さんほど読むことや書くことに
誠実に、丁寧に関わっている人を知らない。
大谷さんが最近やっている「講読ゼミ」は、
「書く」「読む」「残す」への
誠実さ、丁寧さから生まれたのだと思う。
そういえば、
「書くことは、読むことだ」
と、大谷さんが言っていた。
聞いたときも今も、ピンと来ているわけではないけど、
大谷さんの在り方を見ていると、
きっとそうなのだろう、と思う。
当日は、大谷さんが、
どうやって読み、どうやって書いているのか、
そんなことを道しるべにしながら、
集まった人と「書く」「読む」「残す」ことを
探求していきたい。
小林健司
第一期:「書く・読む・残す」探求クラス
▶日にち:4月24日(金)
5月29日(金)
6月26日(金)
7月24日(金)
▶時 間:19:00~22:00
▶時 間:スタジオCAVE(大阪市西区)
▶内 容:10年以上、編集の仕事をしてきた大谷さんと、
書くこと、読むこと、残すこと、について、
探求していきます。
参加者の中の一人にじぶんが書いた文章を
共有していただき進めていく予定です。
我こそは、と言う方がいればお申込の際に
お書き添え下さい。
▶主 催:大谷 隆、小林 健司
▶参加費:3500円
▶定 員:各回5名
■■■■■小林健司よりご案内■■■■■
大谷さんの読み方を知ったとき、全身に衝撃が走った。
こんな風に文字を読む人がいるのか、と思った。
そして、じぶんの書いた文章を
そのように読んでくれているのだと思うと
胸がジンとくるような、温かい気持ちになった。
大谷さんは
「文章を書くことは、読むことから始まる。」と言う。
大谷さんにとって読むとは、
文字の中から意味を見つけることではない。
自分に価値のある情報を取り出すことでもない。
我を忘れて物語に入り込むことでもない。
ただただ、現れる一文字一文字を、
一つの言葉を、一つの文章を、
書いてあるそのまま自分の中に入れること。
書いた人の意思が込められた文字を、
自分の中に生き生きと出現させること。
そのときのに起こる、じぶんの中での
揺れや震えをできるだけ正確に捉えること。
それが、大谷さんにとっての読む、ということ。
書くことは、それができていなければ始まらない。
ぼくは、これまでの人生で
そんな読み方をしたことがなかった。
でも、たった一回でも、
そのような読み方を知ってしまったら、
これまでの読み方が、
どうしようもなく彩りのない読み方に思えてしまった。
もちろん、人にウケのいい文章や、
分かりやすい文章を書くだけでいいのなら、
そんなことをしなくたって書ける。
けれど、じぶんが生きている中で感じる
揺れや震えのようなもの、
それは「ジーンとする」とか、
「体中が凍り付く」とか、
「今にも走り出したい感覚」とか、
そういう体感をともなった、
生きている手ごたえのようなもの。
そういうものを言葉にするときには、
技術やノウハウは役に立たない。
何度も何度も、自分の揺れを捉え、言葉にする、
そういうトレーニングのようなものを通してしか、
「じぶんの文章」は書けないのだろうと思う。
そしてそのためにはまず、「読む」ところから。
先日行ったプレ講座を経て、
「書く・読む・残す」について、
そんな風に思うようになった小林から、
このクラスのご案内をお送りしました。
第二期:「読む・書く・残す」探求ゼミ
10年以上、誰かの書いた文章に手を入れる「編集」を
仕事にしてきた大谷隆さんの見方を手がかりにして、
集まった方々と「読む」ことを再発見していきます。
現代の日本では、言葉は情報を伝えるための道具として
使われることがほとんどです。
しかし、よくみていくと、言葉は
「書き手の見ているものを形にした表現」でもあります。
辞書通りの、社会で約束された意味の、言葉としてではなく、
「書いた人にしか見えないなにか」を記した表現として
言葉を見ていくとき、そこには全く新しい景色が広がります。
大谷さんは、そのように文字を読むことを
「古文書のように読む」と言います。
「何世紀に、誰が、何の目的で書いたのかわからない文書が
目の前にあるとして、その人が何を見て、何を伝えようと
この文字を書いたのか、一つ一つを読んでいく。」
と言います。
何人かで集まってそのように読んでいくと、ふいに、
書き手が見ていた世界や捉えようとした質感、ときには
筆を走らせる息づかいまでが感じられるときが訪れます。
果たしてそれは妄想や空想の類いなのか、
僕自身はこれまで書き手とともに検証してきた結果から
それが現象的な事実だと確信するようになってきましたが、
今回も引き続き検証を続けていこうと思います。
言葉と文字の再発見の旅路をご一緒してくれる方を募ります。
小林健司
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▶日 程:第1回 11月14日(土)
第2回 12月5日(土)
第3回 1月16日(土)
第4回 2月13日(土)
第5回 3月12日(土)文章持込受付済
第6回 4月16日(土)文章持込受付済
第7回 5月14日(土)
▶時 間:各回12:00~17:00
▶内 容:参加者の中からお一人、じぶんが書いた文章を
持ち込んでいただき、「読ん」でいきます。文章の
持ち込みを希望する場合は、申込時にその旨お書添ください。
▶場 所:スタジオCAVE(大阪市西区)
▶主 催:小林 健司
▶講 師:大谷 隆
▶参加費:通し参加21000円(単発参加は1回4000円)
▶定 員:6名程度
石切1泊2日「読む・書く・残す」探求合宿
大谷さんの仕事は編集をすることだ。
編集とは、誰かの書いた言葉を
自分の責任で編み直し、形として完成させること。
その大谷さんは「編集をするのは命がけだ」と言う。
それは、『文章とは作者の見た世界を丸ごと詰めて
固定した「作者の死体」のようなものだ』
という彼の認識から来ている。
だから、大谷さんにとっての編集とは、
他者の「死体」を動かしたり、ときに切りとって、
必要なら何か別のものを付け加える行為のことだ。
でもなぜ、世界の詰まった「死体」と言うほど
尊厳を持っている文章に、そんなことができるのか。
それは、大谷さんがその文章を誰よりも「読ん」でいるからだ。
作者が見た景色を真空パックのように詰め込んだ文章を、
できるだけ壊さないように、形が崩れないように、
自分の色を混ぜたり価値があるとかないとか判断したりせず、
ただ、書いてあるそのままを読む。
編集をする最初の一歩目、そうやって大谷さんは「読ん」でいる。
そうして、読まれた文章は大谷さんの中で生き始める。
だから、大谷さんにとって「読む」ことは、
作者が生きた世界を、自分がもう一度生きる、ということだ。
誰よりも真剣に作者の生きた世界を生きることができたとき、
ぼくたちは初めてその世界に対して、自分の責任で触れ、
そこにあるものを動かしたり、消したり、全く新しいものを
持ち込むことが可能になる。
大谷さんにとっての編集とは、そのような行為のことだし、
誰かの作った世界に自分の責任で関わるということは、
作者への最大限の敬意の表れであり、
命がけでなければ行い得ないことだと思う。
純粋な意味での「書く」という行為は、
そのような行いを「自分」に向けて行うことで、
それは自分の生きている世界を「読ん」で、
編み直すということだ。
この二日間では、「読む」ことを通じて「書く」ことの
入り口までたどり着きたいと思っている。
ご一緒してくれる方を募ります。
小林健司
▶日にち :9月19日(土)〜20日(日)
▶内 容 :編集を仕事にしている大谷さんと、
書くこと、読むこと、残すこと、について、
探求していきます。
参加者の中の一人にじぶんが書いた文章を
共有していただき進めていく予定です。
我こそは、と言う方がいればお申込の際に
お書き添え下さい。
▶場 所 :東大阪市内(近鉄石切駅から徒歩五分程度)
▶参加費 :12000円(食事代、宿泊費込)
▶主 催 :大谷隆、小林健司
「読む・書く・残す」探求ゼミ 初の東京開催編
この度、通称「書く講座」こと
「読む・書く・残す」探求ゼミを、
はじめて東京で開くことになりました。
1年ほど大坂で開き続けて分かったのは、
この企画を何度やっても面白いのは、
誰よりも講師の大谷さんが文字の世界の
彩りの広さや味わいの深さを知っている人だから、
ということでした。
大谷さんは目の前の文字を、
手で触ったり肌で感じているかのように読んでいて、
それは、書き手や読み手と切っても切れないものとして
文字と接し続けてきたからできるんだなぁと思います。
これまで、
・これから開く企画の案内文
・開催当日に仕事の合間をぬって書いた日記風の文章
・講座で読んでもらうために書き下ろしてきた文章
・以前自分のブログに書いた文章
・友人の作る冊子に掲載する予定の原稿
・所属団体で出すメールニュースの文章
・Facebookの投稿記事
など(いずれもA4で一、二枚程度)が持ち込まれました。
「3時間もかけてA4用紙一、二枚の文章を読むって、
退屈したらどうしよう?」と
最初に感じていた不安は今は一切なくて、
だれかが書いた文章を丁寧に読んでいくと、
一日あってもたりないくらい、
どの文章にも不思議な魅力があるということも、
(それは書いた人の魅力でもあるのですが)
この講座を通して知りました。
最初のセッションは読み方の説明などがあるため、
どうしても4時間はかかってしまうのと、
一つの文章を読み込んですぐに次の文章を読むと、
前の文章の余韻が残ったままになってしまうため、
少しゆっくりと休憩を入れる必要が有るため、
今回持ち込みできるのは3名となりますが、
どんな文章が持ち込まれるのか、今から楽しみです。
一緒に文字の世界を探求するメンバーをお待ちしております。
小林健司
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▶日にち :6月25日(土)〜26日(日)
▶時 間 :6月25日(土)
12:30 開場・受付
13:00~17:00 セッション1
17:00 終了
6月26日(日)
9:30~12:30 セッション2
12:30~15:30 昼食・休憩
15:30~18:30 セッション3
18:30 終了
▶内 容 :子どもの頃から文字の世界に惹かれつづけ、
編集の仕事を長年し続けている大谷さんと、
書くこと、読むこと、残すこと、について、
探求していきます。
参加者がじぶんで書いた文章を持ち寄って
じっくりと読み込んでいきます。
各セッション一名ずつ持込を受付けています。
▶場 所 :たぬき村(世田谷区)
▶参加費 :15000円(各セッション5000円)
▶主 催 :大谷隆、小林健司、中尾聡志、清水絢子
▶定 員 :6人程度
【中尾聡志より】(「ゆくくる」案内文より一部抜粋)
今回、土日に大谷さんが講師でひらいてくれる「読む・書く・残す・探究ゼミ」は、わざわざ東京から大阪まで参加しに行く人がいるくらい、面白い講座。
タイトルの通り読むこと書くことがテーマの講座であるにもかかわらず、あの、本を読むのも文字を書くのも苦手なじゅんちゃんでさえも「すごい面白かった!すごかった!」と言わせた講座です。
大谷さんは、家に猫が3匹いてなかなか家を空けれる機会が無いので、今回は貴重な機会です!(と、かなり大げさに言っています)(また呼びたいと思ってるしさらっと来てくれる気がします、が、貴重な機会なのは変わらない!)詳しい講座の案内は、イベントページに任せますが、ぜひ「言葉、文章、言葉が持っている世界観、言葉によって表現されている自分の世界観、というか自分ってこんな人なんだ」みたいなことに関心のある人はぜひ参加してみて欲しいなと思います。
【大谷隆より】
このゼミをやって毎回思うのは、読むことや書くことっていったいどういうことなんだろう、ということです。
僕がどう読んでどう書くのか、ということは僕にとってそうとしか言えない眼の前性をもってあるのですが、僕ではない人にとってはいったいどういうことなのか、ということをこれほどじっくり見れる機会はそうそうないと思っています。
間近に他者を感じる畏れと間近に他者を感じる面白さとが同時に重なって訪れます。
誰よりも僕にとって探求で、毎回踏み外して転びながら、毎回違う手触りを楽しんでいます。
大谷 隆
「読む・書く・残す」探求ゼミ 1DAY in まるネコ堂
秋になって、ようやく読んだり書いたりすることが戻ってきた感じがします。
湿度との相性があるんじゃないかと思います。
夏は夏をやり、
冬は冬をやる。
季節というのが、気候や気象にとどまらない。
そういうことを思います。
===
「読む・書く・残す」探求ゼミ。通称「書く講座」。
初めてまるネコ堂(京都)にて開催します。
けんちゃんこと小林健司さんと大谷隆さんが始めたこの講座。
参加者の一人が持ち寄った文章を、
じっくりと読んでいきます。
そのときに頼りにするのが、
講師の大谷隆の文字に対する信頼や距離の近さ。
隆の文字に対する世界を垣間見ることで、
文字というものを、
今までに知らなかったところから見ることができ、
そこから持ち寄られた文章を読むと、
それまでの自分の読み方では思いもよらなかっただろう仕方で
文章が見え、それを話していました。
・・・
こう書きながら、
以前講座で文章を読み、何かを発見して、
興奮したことを思い出し、今、多分めっちゃ笑顔です。
それくらいに、文字の世界が見れていました。
わたしにとって文章を読むことは、
講座を通して新たなものになり、
そして書く世界も変化してきたと思います。
しばらく開かれていなかった「書く講座」。
今回、久しぶりにめっちゃやりたくて、
やりたい、やりたいと言っていたら開催に結びつきました。
家作りに忙しいけんちゃんも一緒に開催します。
(多分、開催日までには少し落ち着いているのではないかと思います)
二人がいる「書く講座」が楽しみです。
今回1DAYで2セッション行います。
同じメンバーで2セッションというのは
わたしは初めてで、これもどうなるのか楽しみです。
読む・書く・残す、文字の世界の探求をしてみたい方、
是非ご一緒しましょう。
山根澪
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▶日にち:2016年12月4日(日)
▶時 間: 9:00~13:00 セッション1
13:00~15:00 昼食・休憩
15:00~18:00 セッション2
※昼食はご用意します。
遠方の方は前泊可能です。申込時にご連絡ください。
▶内 容: 参加者がじぶんで書いた文章を持ち寄って
じっくりと読み込んでいきます。
※通常、各セッション一名ずつ文章の持込を受付けていますが、
今回すでに先行したチラシ告知にて持込の受付けは終了しています。
▶場 所:まるネコ堂
京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167
▶注 意:猫がいます。アレルギーの方はご注意下さい
▶参加費:8000円
(セッション1のみの参加の場合は5000円。
セッション2のみの参加はできません。)
▶講 師:大谷隆
▶主 催:小林健司、山根澪
▶定 員:6人程度
・お名前
・電話番号
・前泊の希望(あれば)
・その他(何かあればご自由に)
「読む・書く・残す」探求合宿
inすぺーす ひとのわ(滋賀県比良)
▶日 程:2017年4月22日(土)、23日(日)
▶時 間:4月22日
13:00~17:00 セッション1
17:00~18:30 入浴・休憩
18:30~ 夕食・懇親会
4月23日
7:00~ 9:00 朝食
9:00~12:00 セッション2
12:00~14:00 昼食・休憩
14:00~17:00 セッション3
17時ごろ解散
※22日の昼食は早めにきていただければ用意します。
(投げ銭制)必要な方は申込時にご連絡ください。
お弁当等を買ってきて、食べながらセッションに
参加することも可能です。
※遠方の方は前泊可能です。申込時にご連絡ください。
▶内 容: 参加者がじぶんで書いた文章を持ち寄って
じっくりと読み込んでいきます。
文章持ち込みは各セッション1人(合計3人)です。
持ち込み希望者は早めにお申し出ください。
▶場 所:すぺーす ひとのわ
滋賀県大津市北比良970-174(最寄駅:JR湖西線比良駅)
お申込後に駅からのアクセスなどについてご案内します。
▶宿 泊:すぺーす ひとのわ の外に近くにある
ログハウスを使うか、琵琶湖畔の一軒家を貸し切るか、
調整中です。決まり次第表記します。
▶参加費:1,9000円またはそれに準ずるもの。(宿泊費・食費 込)
(セッション1のみの参加の場合は10,000円。
セッション1と2のみの参加の場合は20,000円。
セッション2と3、または3のみの参加はできません。)
▶講 師:大谷隆
▶主 催:小林健司
▶定 員:6人程度
▶お申込:kkenjik@gmail.com
・お名前
・電話番号
・その他(何かあればご自由に)
第3期のご案内
▶日 程:
2017年1月28日(土) 終了しました
2月26日(日) 終了しました。
3月25日(土) 終了しました。
5月28日(日) 終了しました。
6月17日(土) 終了しました。
7月30日(日) 終了しました。
※各日程とも内容は同じです。
※4月は合宿企画を行います。
「読む・書く・残す」探求合宿 inスペースひとのわ(比良)
▶時 間:11時から17時ころ。
11時頃から12時半頃 主催挨拶、講師の話
12時半頃から13時半頃 お昼休憩
(昼食は用意しています。投げ銭制です。)
13時半頃から17時頃 バカ丁寧に読む時間
▶内 容: 参加者がじぶんで書いた文章を持ち寄って
じっくりと読み込んでいきます。
文章持ち込みは各回1人です。
持ち込み希望者は早めにお申し出ください。
▶場 所:まるネコ堂
京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167
http://marunekodoblog.blogspot.jp/p/blog-page_14.html
▶注 意:猫がいます。アレルギーの方はご注意下さい
▶参加費:各回8,000円(昼食代は投げ銭制)
またはそれに準ずるもの。
▶講 師:大谷隆
▶主 催:小林健司
▶定 員:6人程度
▶懇親会:
各回終了後、懇親食事会をします
(食事代500円。お酒は別途投げ銭で)。
お時間のある方はどうぞ。
▶お申込:marunekodo@gmail.com
・お名前
・電話番号
・懇親会 参加・不参加(予定でかまいません)
・その他(何かあればご自由に)
▶第3期 開催に寄せて(文章:小林健司)
【バカ丁寧に読む ことでしか見えない世界】
読むにしろ、書くにしろ、話すにしろ、聞くにしろ、
ぼくたちは、言葉そのものをどう捉えるか、
というじぶんの制約から逃れられません。
どれほど感情や気持ちを大切にしようとしても、
言葉を意思疎通や情報伝達のための道具、
として捉えていれば、
正しいとか間違っているとか、
価値が高いとか低いとか、
世界はそのように見えます。
逆に、心や共感にまったく目を向けていなくても、
言葉が話されるたび、書かれるたび、
表現している人の途方もなく広く豊かな世界を
形にしているのだ、
という前提にたてば正しさや間違いもない、
ただ一つ一つユニークな世界が混沌と、
あるいは整然と、
矛盾を含んだ形で一つ一つ切り分けられないような形で、
ただただそこにある、ということがわかります。
そして、そうやってみたときに、
結果としてぼくたちが
「心」とか「感情」とか「気持ち」と
呼んでいるものが、
ひっそりと咲いている花や宝物のように
その世界の中で生き生きと佇んでいることまでが
視野に入っていることに気づきます。
それを見るためにどうするか、
といえば、言葉を一つ一つ丁寧に見るだけ。
ただし、”どのくらい丁寧か”、が重要で
A4用紙1ページの文章を
3時間も4時間もかけて読む、
そのくらい丁寧に見ていきます。
うー、今回も楽しみです。
小林健司
言語合宿「読む書くことと音読の交差」
「読む書く残す探求ゼミ」としてやってきた講座と本を持ち寄って音読する会をあわせた合宿です。
<大谷の案内文 音読について>
音読って嫌いだった。
僕にとって読むことは黙読で、黙読と言っても「僕のなかで」声が鳴るから、ちっとも黙っていないし、ちっとも静かではない。男であったり女であったり、幼かったり年老いていたり、ささやいていたり叫んでいたり、うつむいていたり胸を張っていたり、文体によってその声は千差万別。それなのに、伝わってくるだの響いてくるだのを優先した安直な音読や朗読はそういった様々な声を消し飛ばしてしまう。
つまり僕は原作至上主義者のようなもので、小説や漫画を映画化したりアニメ化したりするのはイメージが崩れるから嫌だというのに似ている。文字や絵だけの世界よりも生身の肉体が現実に出現するからすごいんですよ、なんて言い方は、主義者には方便にしか聞こえない。
そんな僕の頑なな主義を打ち破ったのが小林健司さん。
小林さんは音読が抜群にうまい。
息遣いや姿勢、仕草まで含めて、どうして僕のなかにしかないはずの「その声」が出せるのか。厳密に言えば僕のなかの声とは違っているはずなんだけど、でも「そうそう、そんな感じ」がする。僕自身が書いた文章を音読してもらってそれを確認したのだけど、まさに衝撃だった。
それまでこの世に存在しなかったものが表現されてみれば確かにそうだという現象を何度でも引き起こすことができるのだから、小林さんが音読について何かを掴んでいるのは間違いない。
小林さんの音読マニアっぷりはほんとにすごくて、フランス哲学の分厚い本を音読したのを録音して自分で聞いたり(翻訳でもフランス語っぽく読むといいらしい。でも、一体何時間かかるんだろう)、息抜きにハイデガーを音読して偉い人になった気分を満喫したりしている。息抜きにハイデガーを音読って。
そんなふうに四六時中音読している小林さんの音読論のおかげで、僕ですら音読が面白くなった。今では、黙読にはないある種の快感があるとさえ言える。
それでもまだまだ僕にとっては未知の大陸。
僕自身が楽しむために、音読の時間をたっぷり取りました。
誰も来なかったら独占します。
▶日 程:
2018年5月4日(金)から6日(日)
▶時 間:予定です。
4日(金)
講師の話 :11時から12時
読む書く1:13時半から17時頃
5日(土)
読む書く2:9時半から12時頃
読む書く3:13時半から16時半頃
6日(日)
講師の話 :10時から12時
音 読 :13時半から17時頃
※終了時間が遅れる可能性があります。
▶内 容:
読む書く: 参加者がじぶんで書いた文章を読み込んでいきます。
文章の持ち込みは各回一人です。
希望者は早めにお申し出ください(先着3人)。
音 読:それぞれ持ち寄った本や文章などを音読します。
各自音読したい本などをお持ちください。
▶場 所:まるネコ堂
京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167
http://marunekodoblog.blogspot.jp/p/blog-page_14.html
▶食 事:まるネコ堂で作って食べます。
▶宿 泊:まるネコ堂で宿泊。雑魚寝です。
▶注 意:猫がいます。アレルギーの方はご相談ください。
▶参加費:18,000円(宿泊・食事込み)
▶講 師:大谷隆(読む書く)、小林健司(音読)
▶定 員:4人程度
▶お申込:marunekodo@gmail.com (大谷)までメールください。
・お名前
・電話番号
・その他(何かあればご自由に。読む書くの文章持ち込み希望も)
▶参考サイト
読む書く残す探求ゼミ https://yomukakunokosu.wixsite.com/yomukakunokosu
雑誌「言語」 http://gengoweb.jimdo.com/
〈大谷隆のプロフィール〉
宇治市出身。「まるネコ堂」代表。編集プロダクションとNPO出版部勤務を経て2010年5月独立。自宅のまるネコ堂で、読む書く残す探求ゼミ、講読ゼミ、雑誌「言語」発行、考え事などを庭をうろつきながらしています。
・まるネコ堂ゼミ http://marunekodosemi.blogspot.jp/
・言葉の場所「まるネコ堂」 http://marunekodoblog.blogspot.jp/
<小林健司のプロフィール>
愛知県春日井市出身。大阪教育大学在学中に教育関係のNPOの起ち上げに関わり、卒業後も含めて約十年勤務する。ソーシャルビジネスの創業支援をするNPOでの勤務を経て独立し、大阪を中心に活動。2016年、滋賀県(琵琶湖の西北西あたり)にセルフビルドのログハウスを建て、2017年に第一子(男の子)が生れる。近所でバイトをしたり、執筆や子育てをしたり家の裏にある山や琵琶湖を散歩したりしながら、新しい暮らしをつくっているところ。
・人とことばの研究室 http://hitotookane.blogspot.jp/